のらねこ日記

読書、映画、考え事など。色々なテーマを扱える人になりたいです。

インプットよりもはるかに重要な事は"アウトプット"である。

社会人になって何年か経つと。 "自分なりの仕事術"が身につく。 指導ご鞭撻、諸々の結果であったり。 自分の中での試行錯誤の末でもあり。 まあ、何にせよ。 仕事のスタンスは固まってくるものである。 当然、僕自身も、"こうあるべき"論はあって。 語り出す…

今週のお題「好きな街」 神保町に決まってます。

今週のお題「好きな街」 好きな街と言われれば。 言うまでもなく"神保町"である。 言わずと知れた"本の街"。 僕の人生は"本"の影響を如実に受けており。 母が読んでくれた絵本から始まって。 今に至るまで、本と一緒に人生を過ごした。 本に浸かって生きてき…

フグの毒を漬けて食う。発酵の力、そして勇気。

目に見えぬものをコントロールするのは難しい。 至極、当たり前の事を言うが。 難事を伝統技術として育んできたのが日本である。 (日本だけに限った事ではないけれど。) 具体的に言うと。 ・日本酒 ・漬物 ・味噌 ・醤油 などなど。 これらは全て発酵技術に…

進化した要因はエラーです!

進化はコピーのエラーによって成り立つ。 この考え方が僕は好きで。 完全なる複製は先に進む事ができない、と考えると。 気が楽になる。 時には失敗する事で先に進める事もある。 何の話かと説明をすると。 遺伝子 DNAの話。 DNAはコピーする事で増殖する。 …

〜微生物は空気のように重要なものです〜 「発酵」中公新書

発酵。 実に奥深いテーマである。 人類史上においてでも。 発酵の発見は一つの転機を産んだであろうし。 歴史を変えた、と言ってもいい。 知る or 知らない で世界の見え方が一変。 我々は常に微生物に囲まれている。 「発酵」 〜ミクロの巨人たちの神秘〜 …

GAFA 〜今、知るべき事、時代に考えるべき事〜

ビジネス書を読まぬと思ってた時もあるけれど。 読むと得られるもの多く。 食わず嫌いは人生の損である。 G A F A Google Apple Facebook Amazon 時代の寵児を四騎士と例えて、語る。 2018年。 時代に住みつく中で、知らぬ者がいない企業。 影響力は言うまで…

リーダー像は1つではない!「のぼうの城」 和田竜

"小さく叩けば小さく鳴り。大きく叩けば大きく鳴る。" 西郷隆盛を坂本龍馬が評した、と言う。 司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を読んだ時に知ったのか。 はたまた、大河ドラマなのか。 もはや特定できぬが。 ・・・ 絶妙な評に感心した記憶がある。 感心した…

「カメラを止めるな!」〜断言しよう。誰もが言う・・・「騙されたと思って映画館で観てみてよ!絶対に面白いから!」〜

断言しよう。 誰もが言う。 「騙されたと思って映画館で観てみてよ!絶対に面白いから!」 と。 最高のエンターテイメント作品。 素晴らしい映画。 惜しみなく賞賛する。 鑑賞後、思う。 ”こいつはすげぇ作品だ・・・ ”と。 「カメラを止めるな」 誰かにオス…

"自分の好きなものへの投資"を渋ってはいけません。

"自分の好きなものへの投資"を渋ってはいけません。 と常々自分に言い聞かせています。 お金とは、投票権みたいなもので。 "僕は応援してますよ!頑張ってください!" と、意志を表明するための手段です。 確かに、お金は大事です。 貯金するに越した事はな…

「忍びの国」〜歴史小説を面白くするのはキャラクターである〜

キャラクターが魅力的な歴史小説は面白い。 魅力溢れる歴史小説を読んで。 改めて今更ながら思った。 「忍びの国」 和田竜 激烈に面白い。 一日で一気に読んだ。 あらすじを引用。 時は戦国。 忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。 女房のお国に稼…

僕も気づいていなかったけど。 僕だけが知っていた。 貴方が持っていた"しるし"。

僕も気づいていなかったけど。 僕だけが知っていた。 貴方が持っていた"しるし"。 はっきりと。 たしかに。 そこにあった"しるし" 僕はその"しるし"を知っていた。 ・・・ そして。 その"しるし"に出逢うために生きていた。 いわゆる、"運命の人"の話である…

浸る小説と浸らない小説。

小説には色々なタイプがある。 喜怒哀楽で表現するならば。 村上春樹さんの描く喪失感は、哀の感情軸の中で浮遊する感覚、であり。 その中を彷徨うことでどこかに抜け道があるのではないか? と思えるような小説、だと思う。 その他、喜怒楽もそれぞれ思い浮…

ファジーでなければ脳はコンピュータには勝てない。

"ファジー" との言葉を辞書で調べると。 曖昧なさま、不鮮明なさま と引ける。 明らかに、マイナスな表現である。 なれど、"ファジーでなければ脳はコンピューターに勝てない"のである。 逆説的なイメージを持つが。 とある本を読むと納得する。 何度も紹介…

で?その問題は5年後の君にとってどんな意味を持つんだい?

マジックワードである。 "で?その問題は5年後の君にとってどんな意味を持つんだい?" そう言われてしまえば、大抵の物事は大した問題ではない。 わお、明日やるべき事に対して、最高に肩の荷が下りる言葉でありて。 素晴らしいマジックワード。 覚えておこ…

脳は個性を保つために神経細胞を増殖させない。

"脳の神経細胞には増殖する能力がない。" それはおそらく、脳が個性を保つためであろう、と。 私たちは"常にエントロピー増大の法則"に襲われている。 これは福岡伸一さんが主張する基本原則である"動的平衡"の考え方である。 過去のブログでも触れた事があ…

バカであれ!三十路男。

気づけば30歳を超えた。 電車に乗った酔いどれたおっさんが乗り過ごした最寄り駅のように、気づかぬうちに過ぎるとのだよね。 乗り過ごして終電逃すような事がないといいな、と思うばかりである。 男は不思議なもので、歳をとれば取るほどバカができるように…

本において。 心に残る言葉は財産だ。「遠い声に耳を澄ませて」

「夢は、ごはんと糠漬けとおみおつけだけの朝ごはん」 あるとき、みのりが言った。 そうか、と聞き流しそうになった僕に、 「それだけでじゅうぶん、と思えるような暮らしがしたい」 引用にて。 本において。 心に残る言葉は財産だ。 なんだか心に残る言葉。…

池井戸潤さんの作品はバッティングセンターでホームランを打つようなもの。「下町ロケット」

「下町ロケット」 池井戸潤 あらすじを引用。 ドラマも大ヒット! あの直木賞受賞作が、待望の文庫化! 「お前には夢があるのか? オレにはある」 研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。 そんなある日…

何者

就活。 SNS。 二つのテーマで若者を描く。 描かれるのは、行き場のない不安、である。 「何者」 朝井リョウ 良い作品。 僕自身は今、31歳であり。 もう少し下の世代にはドンピシャリの作品だと思う。 あらすじを引用。 就職活動を目前に控えた拓人は、同居人…

儚い羊たちの祝宴

カニバリズム。 いわゆる、人肉を食べる事、である。 人間がやってはいけない事の中には、 ①環境によって刷り込まれたもの ②人間の本能的に拒絶するもの に分かれる、と僕は考えるが。 カニバリズムは後者だと思う。 ①環境によって刷り込まれたもの、につい…

羊と鋼の森 名作にて。

僕には才能がない。 そう言ってしまうのは、いっそ楽だった。 でも、調律師に必要なのは、才能じゃない。 少なくても、今の段階で必要なのは、才能じゃない。 そう思う事で自分を励ましてきた。 才能という言葉で紛らわせてはいけない。 あきらめる口実に使…

「本屋さんのダイアナ」

大好きな人が自分と同じものを好きだった時。 なんでこんなに嬉しい気持ちになるのだろう。 ・・・ 大好きな人と大好きなものの話をすると。 なんでこんなに幸せな気持ちになるのだろう。 ピンク色の装丁にも影響されて。 桜のようにキュートで切ない・・・ …

「鍵のない夢を見る」辻村深月

「鍵のない夢を見る」 辻村深月 本作は短編集であり。 その中の一編である「君本家の誘拐」を紹介したい。 子を持つ母親の話。 手にとっていたヘアゴムを棚に戻し、ふっと横を見るとベビーカーがなかった。 え、と後ろを振り返る。そこにもない。 との書き出…

「盲目的な恋と友情」〜主観はいつだって真実の正しい物語〜

恋と友情は人生を彩る。 とても美しく。 しかし、時に、狂おしく歪んだものになる。 恋と友情はいつだって人生の主役だが。 全てが美しい物語とは限らない。 「盲目的な恋と友情」 辻村深月 あらすじを引用。 タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花は自身の美貌…

「英雄の書」は"物語"の物語である。

"物語" さまざまの事柄について話すこと。語り合うこと。また、その内容。 世の中には色々な物語があって。 悪しきも、逆も然り。 そして、人はどんな時だって物語を求める。 もしくは、物語を求めて生き続けた。 小説に限った事ではなく。 映画はもちろん、…

本屋に行くのは楽しい事です。

本屋に行くのは楽しい事です。 個々人の趣味に影響されるのは当たり前の話だが。 僕自身は本屋に行くのが楽しいと思うのです。 本屋に足を運ばない理由はインターネットの通販であろう。 この問題は本屋に限ることではない。 何を買うにしたって"足を運ぶ面…

「猫鳴り」沼田まほかる

水中に沈められた文鎮のように。 心の中に残る。 異物として底に落ち、動かなくなる。 ・・・ 小説を読んだ感想である。 「猫鳴り」 沼田まほかる 沼田まほかるさんの作品は「ユリゴゴロ」に続き、二作目。 冒頭の感想は「ユリゴゴロ」でも同種の事を感じた…

「悲嘆の門」

宮部みゆきさんは"優れたストーリーテラー"である。 ストーリーテラー 話のじょうずな人。 特に、筋の運びのおもしろさで読者をひきつける小説家。 先を読まずにはいられない作品を次々と生み出す。 高校時代に図書館で宮部みゆきさんの作品を片っ端から借り…

「蝿の王」

もう10年前に読んだ作品。 衝撃的作品、と言っていいと思う。 "すごく面白いから読んでみなよ!!!"と紹介できる作品ではない。 だが、僕にとっては・・・ 読書たる行為が強烈に精神を揺さぶるものである、と、思い知らされた作品の一つである。 大まかに語る…

僕らだけの言葉 「サラバ!」西加奈子さん

"僕らだけの言葉で話そう。" 親密な二人は自分たちだけの言葉を持っている、と思う。 もちろん、それは言語的な話ではなく。 雰囲気を纏った言葉、というべきか。 体験を伴った言葉であり、思い出を象徴する言葉、である。 二人にしか意味を見出せない言葉、…