今週のお題「結婚を決めた理由」
"今週のお題"は時間が許す限りエントリーする気概あり。
ランダムで与えられしお題を語る深さがある男になりたく思うが故。
あらゆるテーマを語る深さ、振幅のある男を目指す。
ふむふむ。今週のお題「結婚を決めた理由」
ほうほう。結婚を決めた理由ね。
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僕は結婚してねぇよ!!!
なんだこのお題は。
万人に共通のお題が選ばれるのではないのか?
怒り心頭、いい加減にしてくれ、である。
30歳を間近にしたワタシの神経をタワシで逆撫でるようなお題である。
傷口を岩塩で叩かれるようなものだ。
このお題を考えた者、表に出よ!!!
独身アラウンディング30を敵に回して勝てると思っているのか?
金・気力・体力の有り余る、ちょっと鬱屈したゆとり世代を舐めるなよ。
信じられないような悪意に満ち満ちたいやがらせをして進ぜよう。
・・・
とまで、思って気づく。
結婚を"決めた"理由である。決して、結婚"した"理由ではない。
"決める"だけなら誰でもできる。
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"わたし、大きくなったらおとうさんのおよめさんになる〜!!!"
に対して、
"結婚を決めた理由はなんですか?"はおかしな質問ではない。
。。。
"ほお"・・・ひっかけ問題であったか。
おお、青天の霹靂。暗闇に光あれ。
暴言陳謝である。
それにしても、この"決める自由"ってのは奥深いと思うんだよね。
そもそも、"決める"の意味は・・・
問題となる事柄について、いくつかの選択の可能性がある中から一つを選び、それに従って事を進めることにする。(新明解から)
"このいくつかの選択の可能性"がポイント。
選択肢が1つしかない場合、"決めた"のではない、のである。
大人になればなる程、決断が早くなっていた、と思っていた。
しかし、"ただ、選択肢が1つになっているだけでは?"と問われれば、答えに窮する。
選んだ道か、敷かれたレールか・・・。
1つの選択肢を進んで、決めたつもりになっている自分。
社会人になると制限が増える。
"〜しなければならない。"の洪水に飲み込まれ、自分で決めるより流されるようにして生きていく。
よくよく考えると、"決める余地"がある事柄より、"決まっている事(選択肢が1つしかなくなっている)"の方が多い気がしてくる。
そんなわけで、"選択肢を増やす"ってのは肝要だと思うのだよね。
もっと、優柔不断な自分に寛容にならなくては、と。
とある、サッカー選手が"思いついた選択肢の中から一番難しいプレーをするように心がけている。"と語った事を思い出す。
せっかくの人生なんだから、一本道ではおもしろくないもんね。
選択肢に満ち満ちた人生を。時に迷っても、決めないよりは良いとのでは。
話を戻す。
僕が結婚を決めた理由について。
ん?結婚してないだろ?と思ったら大間違い。
僕は、5年前、結婚を決めた。
そう、確かに、結婚を決めた。
ただ、漠然と、結婚を決めた。
(つまり、相手もいない状態で、結婚してぇな、と思っただけである。)
(そんな生温い覚悟だから実現しねぇんだよ。)
"結婚を決めた"と言っても嘘ではないのだな、と日本語の妙味を思う。
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以上。
これが、結婚していない僕が、"結婚を決めた理由"について記せる精いっぱいの文章。
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やっぱり一言。
このお題。独身者にとっては酷だ。