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のらねこ日記

読書、映画、考え事など。色々なテーマを扱える人になりたいです。

音のない表現

音のない表現において音楽って何なんだろう?

そんな事をふと思った。

 

理由は、音楽がテーマの漫画を何点か読んだから。

 

前回、紹介した通り、最高の漫画である「四月は君の嘘

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anfield17.hatenablog.com

 

加えて。

有名な「BECK

※現在、読んでいる最中。

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言わずと知れた名作

のだめカンタービレ

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いずれも、音楽がテーマ。

最高潮のシーンに音楽がある。

 

漫画であるが故、音はない。

音楽がテーマなのに。

想像の世界で音楽が奏でられる。

メロディーも旋律もないのに。

 

僕は素晴らしい音楽漫画に出会う度。

音がないのに、何でこんなに感動するんだろう・・・、と思う。

 

四月は君の嘘」と「のだめカンタービレ」はクラシックが題材である。

クラシックに関して。

常識的な範囲で知識はあると自負している。

だが、漫画の中で課題曲は〜です、と言われてメロディーラインが思い浮かぶ程に精通はしていない。

だから、正直ピンとこない。

 

そして、不思議な事にピンとこなくても感動するのである。

何でだろう・・・?と思う。

 

よく音楽系の漫画で"音楽が聴こえてくるようだ"との表現がされるが。

(自分に嘘をつかずに語れば)

僕自身、音楽が聴こえてくるような事はない。

 

ただ、音楽に包まれているかのような錯覚に陥る事はある。

音楽による感動がストレートに心を震わす時がある。

 

音楽の感動って、音がなくても表現できるんだ。

その事に僕は心を揺さぶられる。

表現の可能性って無限なんだ、と思う。

 

もう一つ大切な事。

音楽って、"誰かに何かを届けたいとの思い"なのだと思う。

"届いたものが誰かの中に残る"から素敵なんだと感じる。

 

そして、"届けたい"との思いが伝わった時。

音がなくても、音楽がもたらす美しい世界が紡がれる。

とてもとても素敵な事だと思えた。