で?その問題は5年後の君にとってどんな意味を持つんだい?
マジックワードである。
"で?その問題は5年後の君にとってどんな意味を持つんだい?"
そう言われてしまえば、大抵の物事は大した問題ではない。
わお、明日やるべき事に対して、最高に肩の荷が下りる言葉でありて。
素晴らしいマジックワード。
覚えておこう。
そして、使うべき場所で使おう。
思うべき時に、呟いてやろう、心の中で。
個人の問題は、常にその人の人生を覆う暗い影となり得る。
5年後に考えてみれば大した問題ではなくても。
その時、瞬間的には憂鬱の源泉となりて、自分を襲う事がある。
僕の実体験で語る。
僕は日記をつけているので、今から5年前。
2013年の8月27日に悩んでいた事が多かれ少なかれ分かる。
一言で、"仕事をしない同僚にイラついていた"
今となっては、そいつとは別部署である。
つまり、解決している、わけでありて。
(大局的には、弊社の社員が仕事をしていない点は解決していないが。)
ただし、少なくても。
そいつが僕をイラつかせる事はないし。
もう二度と無いのかもしれぬ事。
(奴はもう定年間近、であるが故。)
そう考えると。
5年間悩み続ける事なんて、あんまり存在しないのでは?
との自問自答。
気が楽になる。
どう考えたって、気が楽にならざるを得ない。
思い詰めた瞬間について想起する。
そうすると、極端に視野の狭い自分に気づく。
過去の自分は時に、極端すぎる程に狭い視野で生きている。
"思い詰める"との言葉を辞書で引くと。
それ以外の解決策は無いと思う気持ちになってくよくよ考える(悩む)事、とある。
思い詰めるくらいなら考えろ。
今、僕を思い詰めさせている問題は、5年後にどんな意味を持っているの?
・・・
・・・
・・・
言葉を失え。
僕が直面している問題は羽根より軽い問題ばかり。
何故ならどうなろうと5年後には大した意味を持たない。
31ページまででもう本の代金は元が取れた、と断言する。
名著の予感。
「問題解決大全」
続きを読む事が至福の時。