人生には、目的地なんてない。
例えば、プロのバイオリニストを目指す人が、
プロになるために、今の曲を弾いているか?
人生は、
点ではなく線であるとの幻想。
線であると、考えるから、今が辛い時もある。
点で考えてみて。
ある舞台で、
スポットライトを浴びているイメージ。
そこには、過去も未来も存在せずに、
今だけがある。
これは、アドラー心理学の本を読んだ時に僕がメモした事である。
刹那的な考えであっても。
人は時にそれに救われる事もある。
確かに、
プロのバイオリニストを目指す人が、
プロのバイオリニストを目指すために目の前の曲を弾いているとするならば、
その曲は心に届かない、
と言われたとしても、不思議な事ではなく。
例えば、恋人と一緒に過ごしているとして。
貴方は、
恋人と結婚するために一緒にいるのではなく。
恋人と時を過ごしたいから共にあるのである。
着目すべきは、今。
過去は変わらないし。
未来は必ずしも今の延長線上ではない。
今が例え、どんな状況であったとしても。
未来は一変するし、何様にも変化する。
人生は色々な苦難があって。
挫けそうになる事もあるけれど。
自己啓発本の金言は時に人を勇気付ける。
そういう言葉に出逢えることは幸せである、と今更ながら思うのである。