愛の力で脳の処理速度が早くなるって、実験結果で証明されているそうです。
"愛してる"の響きだけで強くなれる気がしたよ。
スピッツの名曲チェリーから。
愛の力で強くなれる、的なフレーズで唯一思い浮かんだ。
愛によって強くなれる、なんて使い古された話。
西野カナさんの曲とかを探せばいくらでも出てくるのだろう。
※注) ただの偏見です。
愛がサハラ砂漠よりも乾いている今の僕からすると。
科学的根拠のないバカな空論言いやがって、と思うわけである。
最近の出来事では。
彼女ができたばっかりの男がインフルエンザに罹患した。
ほれみろ、言わんことはない。
愛による力なんてないのである。
むしろ、天罰が下っているではないか。
根拠のない話で愛を神聖化しやがって。
私は独り身ですが、インフルエンザとは無縁ですよ。
愛がなくても強くなれる。
科学的ではない話で愛を神聖化しやがって!
とか思っていたら。
目から鱗の実験を知ったので紹介する。
どうやら、愛の力は脳の処理能力を上げるそうである。
実験の内容を簡単にまとめる。
・被験者は20歳前後の女性 36名。
画面に表示された単語が英語かどうかを見極める実験。
ただ、画面に表示されるの時間は1000分の26秒。
つまり、サブリミナル効果レベルの話であり、当人は何を表示されたかすらわからない。
画面に表示されるタイミングは、事前に告知される。
告知はされるものの、表示が一瞬すぎるため正答率は高くない
意識にものぼらない表示を英語か否かを見極めろってのも無理な話である。
やるからには頑張ってもらう。
条件として、できるだけ早く判断をしてもらう。
まとめると。
表示された意識にものぼらない言葉を英語かどうかできるだけ速く判断してもらう実験。
なお判断は手元のボタンで報告してもらう形。
さて、実験について。
ある条件を加えると、できるだけ速くの部分が、より速くなるそうである。
つまり、判断が早くなる=脳の処理速度が上がる。
条件とは?
問題が提示される0.15秒前に恋人の名前を表示する、とのシンプルなもの。
ただし、恋人の名前も1000分の26秒しか表示されない。
故に、例によって意識されないレベルなのだが。
※無意識ながらサブリミナル効果で行動には影響がでる。
恋人の名前が表示される or されない で判断スピードが変わるそうである。
具体的に言うと、0.03秒判断が早くなる。
大差ないように思えるが。
統計学的には有意差との事。
同じような実験を友達の名前で行った所、効果はなかったとか。
脳の活動的にも。
やる気/モチベーションに関わる脳深部が活性化するそうである。
実験結果から見るに。
恋人の名前が脳の処理速度を上げている、と考えて良いのである。
・・・
あ、愛の力って科学的に証明されてじゃん、と驚きつつ。
ゴビ砂漠みたいに潤いのないこの生活を呪い。
処理速度はUPするためにも、愛の力を得なければ、と思いを新たにする。
まぁ、陸に打ち上げられたクジラみたいに身動きが取れない状態ですけどね。
脳科学の入門としておすすめ。
「脳には妙なクセがある」
からほぼ引用。
面白い話だったので紹介しておく。