作家:吉田修一
映画化作品。 もし、小説 or 映画に手を出そうとしているなら"映画の予告編"は見ない事をおすすめする。 物語の核心に触れており、"知る・知らない"で印象が異なるから。 よって、本ブログでも核心には触れぬ。 ただ、本書、核心に触れぬと紹介が困難なのは…
今週のお題「ゴールデンウィーク2015」 せっかくなのでGWに読むべき本について考えてみようと思う。 GWと言えば旅行です!!!! GWと言えば、世間一般で言うと旅行。 ただし、僕の周りには「人混みが嫌だからどこにもいかない」と明言している人が多い。 (…
「横道世之介」 吉田修一 忘れてしまった思い出は幸せで楽しくて、時々かなしい。 思い出すとクスリと笑いたくなる。そんな幸せ。 陽だまりでのらねこがとても幸せそうに昼寝をしている情景がよく似合う本。 (猫の話は一切出てこないがね) 横道世之介とは主…
「パレード」吉田修一 「中古品はこわいよね」 「なんで?」 ・・・ 「だって、”誰が、どう”使ってたものかわからないじゃん?」 「今あるものは、物質において完結しているのだけど。裏側に何があったのか?はあくまで想像に起因する。」 「”想像しなければ…