作家:森見登美彦
極上で、最高にポップな小説。 晴れ渡る7月の空の下、水水しい果樹園に冒険に行ったかのような気分になる。 フルーツに例えるなら、"さくらんぼ"かな。 "この小説はなんかかわいい"です。 「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦 もし、本屋にいって、この本が目…
おもしろさ、バカバカしさ、格調の高さの三要素がここまで兼ね備えられた作品はそうそう出会えない。 「四畳半神話体系」 森見登美彦 ・森見登美彦さんワールドが好きな人。 ・バカバカしい話が好きな人。 ならば100%楽しめる事を保証できる。 冒頭を引用す…
「ペンギンハイウェイ」 森見登美彦さん 「怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心がたいへん平和になるんだ。」 「ずっと考えているわけではないよ。毎日ほんの30分ぐらいだから」 本文 p51から引用。 ・ ・ ・ ただ者ではない…
ある男が、大好きだった女の子にフラれた。 忘れられない。 思いが血流にのって全身を駆け巡り。 居てもいられなくなって、男はストーカーに走ったとする。 家の前で時々、待ち伏せしていたりするとする。 ある日、彼女の家の前で待っていた時、別の男に声を…
電車の中で、ニヤけるのはご法度だと思っている。 何故なら、変人であると確定するから。 どこに知り合いがいるかわからない、もしくは未来のお嫁さんが・・・。 壁に耳あり障子に目あり、である。 電車の中では、キリッとした趣で読書に励む好青年でありた…