お金が絡まない方が人は熱心に働くものである。
と言われれば、嘘つけ、と思う。
大抵の人は給料がなくなれば出社すらしない。
それに、給料が上がれば仕事のやる気も充実する。
だから仕事ができるヤツは出世して給料が上がるのである。
ただ、よく考えると。
それは、お金をもらう前提の中での話であり。
その中でもらった方がやる気になるのは当たり前で。
そもそもの前提を
・お金をもらわない
・お金をもらう
の二択で考えた時、どちらが熱心であるか?
確かに、前者かも知れない、とは納得する。
確かに言われてみると、
僕自身が働くのは生活のため止むを得ずの部分もあり。
じゃあ、
・自発的にボランティアで瓦礫を片付けた時
・嫌いな上司に命令されて瓦礫を片付けた時
どちらがモチベーションありますか?
と問われれば、
間違いなく前者。
ボランティアで動いた方が、人はやる気になる。
との話を紹介してくれているのがこの本。
「不合理だからうまくいく」
ダン・アリエリー
まぁ色々な実験結果はあるけれど。
より良い給料を求めて人は転職するのも事実だけど。