GWの過ごし方
GWである。
和訳。金週・・・
(いや、これだと毎日金曜日みたいな感じだぞ)
はい、ゴールデンウィークです。
都市部に行くと、人の多さに辟易とする。
何か買おうとすると、レジの行列に狼狽する。
かといって、ずっと家にいると自分の出不精加減に暗澹とする。
ただし、時間は刻々とGW明けに近づいていく。
ヒタヒタと5月病の足音が聴こえる。
(いや、ここまで5月病たるものの知名度が増した今日では、"のしのし"と表現した方がしっくりくるかもしれない。)
ゴールデンと言っても、意外と金メッキなんだよなぁ、と思う今日この頃。
どうにかして、ゴールデンにどっぷり浸かりたいものである。さぁ、何をしよう。
大学時代はゴールデンウィークは特に無価値であったが、社会人となった今では、砂漠でミネラルウォーターを見つけるようなものだ。
大切に使わなければ。
・・・
と思った時に、1年前のゴールデンウィークは何をしましたか?と自問自答する。
そんなわけで、日記を読み返してみた。
GW初日に「地味なGWである。いや毎年か。」と書いてあり、「おお、なんとアンニュイな雰囲気を秘めた男だ!」と文学的な感傷に浸るが、ただの錯覚である。
要するに、何も特別な事はしていない。
むむ、と思い、もう1年遡っても同じような事が書かれているから驚きだ。
おや?と思いもう1年・・・
うわっと思いもう1年・・・
!!!!!
要するに、毎年、たいした事はしていない。
掃除、料理、本を読んで、映画観て、ランニングする。
スタンダードウィークですよ、グレイトでもゴールデンでもない。
焦燥感がなくなる。
別に焦らなくていいさ、また来年やってくるのだから。
日記によって、根拠のない後ろ盾をもらった気分。
今年のゴールデンウィークもゆっくりさせていただきます。