"自分の好きなものへの投資"を渋ってはいけません。
"自分の好きなものへの投資"を渋ってはいけません。
と常々自分に言い聞かせています。
お金とは、投票権みたいなもので。
"僕は応援してますよ!頑張ってください!"
と、意志を表明するための手段です。
確かに、お金は大事です。
貯金するに越した事はなく。
お金がないと始まらない事も多く。
節約は美徳であると思います。
ただし、"無料"である事に胡坐をかいてしまうとよろしくありません。
世の中、お金が全てではないけど。
お金なきものは廃れます。
ゆっくりと、でも確実に。
着実に、でも緩やかに。
インターネット全盛の時代。
(全盛と言っても右肩上がりのイメージが拭えませんが)
無料で得られるものが増えました。
お金を払わないのが当たり前が浸透しました。
・・・
実に便利です。
ありがたい事です。
ただし、それでいいのか?と思う事があります。
立ち止まって、考えるべき事だと思います。
お金を払わなければ、廃れます。
全ての人が海賊版の漫画を読んでしまえば、新しく漫画を描く人は誕生しません。
映画館に足を運ばなければ、映画自体が制作されなくなります。
音楽にお金を出さなければ、新しい歌が生まれません。
お金を払うとは。
応援です。
ささやかではあるものの、明確な意思表示です。
"僕は応援してますよ!頑張ってください!"
との。
とかく議論の的になるAKBの"握手会/総選挙"商法は、
"お金を支払う"="応援する"の関係を明確に打ち出し。
且つ、握手会の開催と総選挙の結果によって消費者にフィードバックしたからこそ成功したのだと思います。
そういう意味では。
大抵の物事はふわっとしているので。
例えば、本屋で一冊の本を買った結果がどう支える事になるのかは可視化される事はなく。
ただ、漠然とした投票権であるため、やるせなさがあるのは事実ですが。
あとは想像力の問題で。
絶対に、支えになるのです。
そんなわけで、本屋で本を買う。
それ自体が、本の文化を支える事になるだろうから。
知らぬ作家との出逢いを提供してくれる場所に感謝。