小人物の扱い方について
偉人は小人物の扱い方によって、その偉大さを示す。
人を批評したり、非難したり、小言を言ったりすることは、どんな馬鹿者でもできる。
そして、馬鹿者に限って、それをしたがるものだ。
「人を動かす」から引用。
小人物の扱い方、とは、非常に難儀な問題である。
たいていの場合、
小人物とは、人をイラつかせる才能を持っている。
(何故か、その才能だけは開花している事が多い。)
社会人になって10年も経てば、小人物が必ずいる。
ただ、小人物の中でも、
マウントをとりたがる小人物ほど厄介なヤツはいない。
人の批評とは、愉悦なのであろう。
社会人になってしばらく経つと、そんな事を思う。
小人物とは、気が小さい事ではない。
人の上に立っている事を確認していないと、心が落ち着かない者の事を指す。
気が小さいものは、陽の当たらない場所でひっそりと暮らすのを良しとするが、
小人物は自分がそのような境遇にいる事を他人のせいにする。
…
もはや、特定の人を思い浮かべているが故、
少々、イラつく。
その扱い方を持ってして、
自分の偉大さを示せとは、誠の難題である。
ただ、難題だからこそ、それができる者は偉大なのであろう。