のらねこ日記

読書、映画、考え事など。色々なテーマを扱える人になりたいです。

小人物の扱い方について

偉人は小人物の扱い方によって、その偉大さを示す。

 

人を批評したり、非難したり、小言を言ったりすることは、どんな馬鹿者でもできる。

そして、馬鹿者に限って、それをしたがるものだ。

 

「人を動かす」から引用。

 

小人物の扱い方、とは、非常に難儀な問題である。

たいていの場合、

小人物とは、人をイラつかせる才能を持っている。

(何故か、その才能だけは開花している事が多い。)

 

社会人になって10年も経てば、小人物が必ずいる。

ただ、小人物の中でも、

マウントをとりたがる小人物ほど厄介なヤツはいない。

人の批評とは、愉悦なのであろう。

社会人になってしばらく経つと、そんな事を思う。

 

小人物とは、気が小さい事ではない。

人の上に立っている事を確認していないと、心が落ち着かない者の事を指す。

気が小さいものは、陽の当たらない場所でひっそりと暮らすのを良しとするが、

小人物は自分がそのような境遇にいる事を他人のせいにする。

もはや、特定の人を思い浮かべているが故、

少々、イラつく。

 

その扱い方を持ってして、

自分の偉大さを示せとは、誠の難題である。

ただ、難題だからこそ、それができる者は偉大なのであろう。