人間関係は自分が正しいと思い込まない事が肝要。「自分の小さな箱から脱出する方法」
人間関係のない人生なんてクソ食らえだ。
味のしない料理みたいなものである。
人間関係がなければ、人生は面白みもない。
「人生なんて、人間関係がどうなるかでしょ」
と飲み屋で彼女が呟いた。
って小説の一場面でありそうですよね。
やっぱり、人と人とのつながりは大切な事だと思う。
だが、人間関係が多大なるストレスをもたらす要因の一つある事は疑いようもない。
うまくいけばとても良いものだけど、下手すると地獄絵図になります。
さーてなんだ?
・・・
「はい!結婚!」
結婚は人間関係の結晶みたいなものである。
縛られる分、リスクが大きいのだろうな。
僕自身も人間関係によって悩ませられる事は多い。
小学校・中学校・高校・大学・会社。
あらゆるステージで人間関係に苦悩してきた。
(そして、今もなお、苦しめられる事多い。)
結構、厄介なんですよ、人間関係ってのが。
僕自身は「いやいや、人間関係なんて必要ないっす。自分の力で生きていきますわ」と、仙人的な発想を抱いて成長してきたのだが。
・高校生の頃に、サトッタ。
「いやいや、人間関係なくして人生は成立しないっしょ・・・」
コミュニティーの中には必ず人間がいる。
人間がいれば関係ができる。
関係ができればそこに感情が生まれる。
様々な感情に折り合いをつけながら人々は暮らしている。
いや、正確に言うと。
どうにかして折り合いをつけようと努力している。
人間関係には、"いい加減にしろや(怒)"と思う事があるからである。
思った事を・・・
①口に出すと、喧嘩になり。
②口に出さないと、ストレスになる。
・・・
②ストレスにより→①口に出したくなる。
・口に出さない事でストレスになる。
負の連鎖。
・・・
ろくなもんじゃねぇぇぇ!!!と長渕剛だったら言うだろうなぁ。
そんな人間関係に困った時に読む本を紹介する。
「自分の小さな箱から脱出する方法」
アービンジャー・インスティチュート
この手の本は多く出版されている。
(それだけみんな人間関係に困っているのでしょうね。)
読んでみて、なるほど!と思ったので紹介する。
この類の本は実践する事に意義があると思う。
本の中身を理解するよりも、本の一行を実践し続ける事の方が重要である。
人間関係は、"自分が正しい"と思い込む事によって破綻する。
→ズバリ、これが真理に近いものあり。
自分たちが正しいと思っているから争いごとは起きるのである。
大抵の争いごとはこの法則に当てはまっている。
本書は、自分が正しいと思い込んだ状態の事を"箱に入った状態"と説明する。
実践あるのみ。
僕は読後、怒りを感じた時、
"自分がいつも正しいとは限りません"
と自分に言い聞かせるようにしている。
加えて、深呼吸をすると、ある程度の怒りは収まる。
もし嘘だと思うなら、是非、世の中を観察見て欲しい。
・怒っている人は自分が正しいと思っている。
・紛争は自分が正しいと思い込んでいる者同士の対決である。
・・・
ならば、自分は正しくないかも?と思えば、怒りと争いから解放される。
この本を読んで、生きるのが少々楽になった。感謝感謝。